新入社員教育
利用事例

「社員全員で共通体験をする手法やノウハウが不足していた」
組織の一体感の醸成

メーカー マーケティング部門リーダー
利用の背景 社員全員で共通の体験を持ちたいと考えていたものの、その手法やノウハウが不足
利用の決め手 簡単なファシリテーション
利用後の効果 新製品の開発過程で重要となる、思考の柔軟性や行動優先の姿勢が実感として伝わった

利用の背景

-所属部署の課題について教えて下さい。
 ワークショップの導入前に抱えていた問題は、社員全員で共通の体験を持ちたいと考えていたものの、その手法やノウハウが不足していたことです。
 社員全員で同じ体験を共有できる機会を設けるにあたって、そのための手法やノウハウが不足していたことが”ワークショップの素”の導入前の課題でした。
 弊社ではリモートワークが進んでおり、実際に会った対面したことがない人と社員同士で仕事をするケースが多くあります。これに対して、様々な施策を取り入れた結果、社員自身からは困りごとの声はあまり聞かれません。しかし、オンラインとリアルの関係性は異なります。社員間のコミュニケーション不足に「困っていない」という錯覚が、いつか弊害をもたらすのではないかと懸念していました。
 そのため、関係性を高めたり、目的意識を共有したりするアクティビティを検討していました。私自身、他のアクティビティを体験したことはありましたが、参加者によって参加意欲の差や苦手意識が生じる場面がどうしてもありました。また、そのアクティビティの中でチームの関係性を改善するには、ファシリテーションや説明力といったノウハウが必要で、手軽に気付きを与えられる手法がないかと悩んでいました。

利用の決め手

-“ワークショップの素“を利用した経緯について教えて下さい。
 導入の決め手は、ファシリテーションが簡単であり、楽しくチームの在り方を考えられることでした。
 アクティビティのルールは単純で、使用する材料も身近なアルミホイルです。私自身が初めて体験したときも、とにかく楽しく、その場での気付きが多く、満足度が高かったため、いつか社内で実施したいと考えていました。
 そんなとき、別部門から「チームの関係性を改善するための研修をやってくれないか」と依頼がありました。2時間の枠で、参加者は20名前後、年齢層は20代から60代までと幅広いものでした。ファシリテーションは私が担当しました。

当日の実施スケジュール

  所要時間

ワークショップの素 ICE BREAK ZOO

・アルミホイルを使って自己紹介します。

・製作中、頭より先に体が動くので、普段意識していない自分の側面に目を向けるきっかけとなります。

・メタファーを通じて質問をしあうことで聞きにくい弱みなども認識し合うことができます。

20分

ワークショップの素 AL TOWER

・全員で「高い」タワーを作ります。

・未知の課題へのアクション方法、役割分担、挑戦することの価値など、思考の癖が見えます。

・全員で挑戦するからこそ得られる達成感と新しいアイディア。

70分

講義

部の方針管理など

-分 


※ワークの内容は、個々の課題やご予算に応じて調整可能です。

利用後の効果

-“ワークショップの素”を利用してみていかがでしたか。
 ICE BREAK ZOOで個性を確認した後、TOWERでチームビルディングを行う流れです。ZOOでは「この人はこういう人だ」と枠にはめてしまうケースや、新しい一面を発見するケースがありました。TOWERでは「高さ」という明確な目的が示されているため、誰かの役割やリーダーシップに依存せず、全員が目的に向けてコミットし、一体感が生まれます。新製品の開発過程で重要となる、思考の柔軟性や行動優先の姿勢が実感として伝わるのです。
 チームの関係性改善は本来重たい内容ですが、遊びながら手を動かすワークなので、ファシリテーションを行う私としても気が楽です。参加した全員が自身の行動の中で気付きを得ており、その中でチームメンバーとのつながりがプラスのエッセンスになると体験できたのではないかと考えています。

今後に向けて

-“ワークショップの素“が活躍できそうなシーンを教えて下さい。
 将来的には、実務に活かせるようなストーリー構築やエビデンスを集め、社内研修に取り入れたいと考えています。一方で、実務に追われている部署にとっては、個と個がつながるコミュニケーションの場や、発散の場としても活用できると良いですね。組織のニーズに応じて柔軟に対応できる点も、ワークショップの素の良いところだと考えています。
 現在、社内でのファシリテーションは私が担当していますが、社内SNSなどで情報を発信すれば、「私がファシリテーションをやりたい!」「参加してみたい!」という声が上がってくるだろうと期待しています。ワークショップの素を最大限に活用し、明るい気持ちで気付きを得られる場として今後も展開していきたいと思います。
このアルミホイルを使ったワークショップは株式会社UACJとhyphenate株式会社が共同開発いたしました。
目的・困りごとに合わせてワークの微調整も可能です。
 ぜひお気軽にご相談ください。

UACJは、日本、米国、中国および欧州連合などにおける株式会社UACJの商標登録です。

”ワークショップの素”は、株式会社UACJの登録商標です。

ページトップへ戻る