導入前の課題 |
在庫管理や発注など付随業務に工数がかかっており、出荷試験業務に集中できなかった |
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導入の決め手 |
人為ミスによる発注漏れを、完全に防げると想定できたこと |
導入後の効果 |
在庫・発注管理を意識することなく、出荷試験業務に集中できている |
出荷試験に使用する資材の在庫・発注管理は、現在その資材を使用する担当者が行っている。しかし、担当者の本来の業務は出荷試験であり、在庫管理や発注は付随業務となっているため、手間がかかるうえに忘れやすい業務となっている。その結果として、発注忘れが発生すると出荷試験が実施できず、他の部署に支援を求めざるを得ない状況が生じる。このため社内全体に迷惑や業務ロスを引き起こしていた。
RFIDや質量管理など、高額の導入費用を要する対策も考えられたが、社内で開発された「お知らせ箔」の技術と、社内のインフラをうまく連携させることで、在庫および発注管理を完全に自動化し、人為的なミスを完全に排除できると想定できた。
在庫・発注管理のような周辺業務の自動化は、職場環境の改善に寄与し、担当者が出荷試験業務に集中できるような体制を整えることができている。今後は対象資材の拡大によって在庫・発注管理に関わる業務量の削減が更に期待できる。